社長のご挨拶

張正(ちょう まさし)
1967 年 10 月に中国の湖北省に生まれ、大学卒業後、大学
の法学教師として教鞭を執る。1994 年に留学のため、
日本に渡り、東京大学の修士&博士課程で学ぶ。2002 年
に日本の大手企業に就職、中国現地法人の設立を担当。
その後、初任社長として中国に 6 年間駐在。2012 年に
広州で、2013 年に武漢で、コンサルタント会社を設立、
現地の弁護士事務所と会計士事務所と協力しながら、
日本企業の中国進出支援に努めている。

 20 年前、私は留学のため、大学の教職を辞め、日本に渡りました。東京大学の修士
と博士課程で学んだ後、12 年前、中国でも日本の素晴らしい経営理念、経営技術を中国
に広げたく、日本の大手企業に就職しました。7 年前、社命を受け、広州で現地法人の
設立調査をはじめ、現地法人の設立を担当し、立ち上げた現地法人の初代社長として、
経営管理を担ってきました。

 世界経済が激動するこの数年間、中国経済も激しい変化を経験してきました。私は
日本企業の代表として、日本企業の中国進出、現地法人の経営活動、駐在員生活など、
あらゆる面において日本の現地企業が直面する課題を肌で感じ、日本と中国の両国間の
法制度、社会慣習、生活環境、価値観の相違から多くの理不尽を経験してきました。

 これらの課題は往々単純なものではありません。多くの場合、総合的、横断的に解決
しなければなりません。しかし、現に存在するサポート体制は分野毎の強弱が顕著である
ため、利益に絡むことに加え、なかなか上手く機能できず、高いコストの割に非効率的で、
時に利害が相反することも発生しかねません。

 そのような現象を目にして、総合的、効率的にサポートすることはできないかと考え、
様々な角度から検討しました結果、中日間の有志の賛同を得て、当センターの設立に至り
ました。

 当センターは「適時」、「適材」、「適切」を念頭に、最も効率的、経済的な課題解決を
目指し、お客様のご用命とご要望を第一に、最も相応しい解決案を提案し、サポートして
いくことを目指します。

 そのため、当センターは従来の流し紹介(紹介した後のフォローが少ない)のような
サポートはせず、各分野のサポート機構の特徴を把握し、お客様のご用命やご要望に相応
しい機構(弁護士事務所や会計事務所など)と人材を選び、お客様と一緒に交渉に当たり
ます。

 「誠意を以って、真心で交流し、信頼関係を築き、Win-Win を図り、友好未来を
創造する」のビジョンを胸に、「お客様の需要は我々の追求であれ」の覚悟で、お客様の
最高益を追求することを使命として、日本企業の中国進出、そして同じ課題を抱える中国
企業の日本進出をサポートさせていただきますので、末永くご愛顧のほど、何卒よろしく
お願い申し上げます。

2013 年 12 月